一つ一つに意味があり、長寿や豊作などを願う心が込められたおせち料理。
おなじみの5種を手作りしてみましょう。

303-0074 市松大皿 15,750円(税込み) ご注文はこちら
完成図
柿のなます
平安を祈る紅白なますのアレンジ。柿の甘さを生かしておいしく。
材料 4人分
大根 5cm
干し柿 2個
昆布 5cm
小さじ1/2
大さじ3
砂糖 大さじ1+1/2
作り方
  • 1 手順

    大根は薄くいちょう切りにし、塩をふってしんなりさせる。

  • 2 手順

    干し柿は細切りにする。

  • 3 手順

    @の水気をきり、手で割った昆布、Aとともに酢と砂糖に漬ける。使用した昆布を細切りにして飾る。

完成図
たたきごぼう
関西では祝い肴三種の一つ。細く長く根を張るという縁起もの。
材料 4人分
ごぼう 1/2本
白練りごま 小さじ1
砂糖 大さじ1
大さじ1/2
みりん 大さじ1
しょうゆ 大さじ1
白ごま 少々
作り方
  • 1 手順

    ごぼうは土を洗い流し、皮つきのまま、すりこぎなどでたたく。

  • 2 手順

    @を長さ5cmに切りそろえ、4つ切りにする。

  • 3 手順

    Aを水からゆでて、ざるにとって湯をきる。

  • 4 手順

    熱々のまま、白練りごま、砂糖、酢、みりん、しょうゆを加え、白ごまを加える。

おせち盛り付けいろいろ
末広

中心に一品、周りに放射状に盛り付け、初心者でも彩を作りやすい。

段取り

横一列に仕切り、一段に数種並べてもOK。品数の多い時に。

市松

正方形を敷き詰めた形。美しく整った仕上がりに。

隅切り

中心を菱形に、次に四隅に盛る。初心者にも詰めやすい。

乱盛り

多彩な品を取り混ぜて。お煮しめに合う。

手綱

斜めに仕切る。同じ料理が思いのほか入れられる。焼き物のお重に向く。

完成図
ナッツごまめ
田作りとも言われ、五穀豊穣を願う一品をさらに香ばしく。
材料 4人分
ごまめ 40g
アーモンド(製菓用ダイスタイプ) 適宜
しょうゆ 大さじ2
砂糖(上白糖) 大さじ1+1/2
みりん 大さじ1
小さじ1
作り方
  • 1 手順

    ごまめはフライパンで中火で3〜4分ほど乾煎りして取り出す。

  • 2 手順

    @のフライパンをペーパーでふき、余熱でアーモンドを乾煎りして取り出す。

  • 3 手順

    フライパンにしょうゆ、砂糖、みりん、酒を沸騰させて、@をからめてすぐ火を止める。

  • 4 手順

    バットにクッキングシートをしき、Bを熱いうちに広げ、Aをまぶしてそのまま冷ます。

完成図
栗きんとん
金色の財宝にたとえ、豊かさを願う。天皇家の「かち栗」が起源。
材料 4人分
栗の甘露煮 4個
栗のシロップ 大さじ2
さつまいも 1/2本
はちみつ 大さじ1
くちなしの実 1個
作り方
  • 1 手順

    さつまいもは、輪切りにして皮をむき、水にさらす。

  • 2 手順

    くちなしの実はお茶パックに入れて割る。

  • 3 手順

    @とAを鍋に入れ、さつまいもがやわらかくなるまで煮る。途中、くちなしは取り出す。

  • 4 手順

    Bの水気をきり、粉ふきにして熱いうちにマッシャー等でつぶす。

  • 5 手順

    Cが熱いうちにはちみつと栗のシロップを加えゴムべらで混ぜ、栗をからめる。

完成図
黒豆
語呂合わせから「まめに働くように」。丈夫な働き手の象徴にも。
材料 作りやすい分量
黒豆煮 100g
砂糖 90g
しょうゆ 大さじ1+1/2
小さじ1/2
重曹(タンサン) 小さじ1/6
熱湯 550cc
作り方
  • 1 手順

    黒豆はざるでさっと水洗いして、水気をきる。

  • 2 手順

    クッキングシートを鍋の大きさに合わせて切り、落し蓋を作る。

  • 3 手順

    厚手の鍋に材料すべてを入れてAをかぶせ、さらに鍋蓋をして一晩置く。

  • 4 手順

    Bをやや強火にかけ、沸騰したら火を弱め、ふきこぼれる前に火を止める。人肌に冷めたら再び弱火で加熱する。繰り返しながらアクがあれば取り、計2時間ほど煮る。

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