長寿や健康、豊作など、新年の幸せを願う
心を込めた華やかなおせち料理。
一品でも二品でも自分で作ると、
味わう人の心も温かくなって、
笑顔が増える気がします。
材料 | 2人分 |
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牛薄切り肉(モモ) | 4枚 |
ごぼう | 1/4個 |
金時にんじん | 適量 |
しょうゆ | 大さじ1+1/2 |
みりん | 大さじ1+1/2 |
砂糖 | 大さじ1 |
しょうが汁 | 小さじ1/2 |
粉山椒 | 少々 |
ごま油 | 適量 |
ごぼうと金時にんじんは牛薄切り肉の幅に合わせて各8本ずつの拍子木切りにし、ゆでる。
[@のポイント]
ごぼうと金時にんじんは、長さだけでなく幅もそろえる。
また、切り落とした分はきんぴらやかき揚げに。
@を各2本ずつ市松になるように組み、肉で巻く。
熱したフライパンにごま油をひき、巻き終わりの方から焼いていく。
Aにしっかり火が通ったら、しょうゆ・みりん・砂糖・しょうが汁を加えて強火でからめる。
フライパンからあげ、半分に切り器に盛り付け、粉山椒をふる。
具材の寸法をそろえるのが、大事なポイント。
煮詰める時は、少したれが残っているかなというくらいで、最後に強火にします。つやがでる上、お肉を焦がすことはありません。
材料 | 2人分 |
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れんこん | 4cm |
たらこ | 適量 |
酢 | 大さじ1 |
砂糖(上白糖) | 大さじ1 |
塩 | 小さじ1/4 |
柚子の絞り汁 | 小さじ1/2 |
れんこんは1cm幅の輪切りにして水にさらす。
@を花形に切り込みながら皮をむく。
鍋で水を沸騰させ、酢(分量外)を加えてれんこんを1分ほどゆで、熱々のまま酢・砂糖・塩に漬け込む。
たらこは皮から取り出し柚子の絞り汁を加える。
Bが冷めたら、たらこをれんこんの穴に詰め込む。
器に盛り付ける。
定番の酢れんこんでは少し物足りないかなという時に、たらこを使うと色も華やか。
塩気が加わり、お酒に合う一品に。れんこんは割れないよう、ゆっくりシーソー切りに。
中心に一品、周りに放射状に盛り付け、初心者でも彩を作りやすい。
横一列に仕切り、一段に数種並べてもOK。品数の多い時に。
正方形を敷き詰めた形。美しく整った仕上がりに。
中心を菱形に、次に四隅に盛る。初心者にも詰めやすい。
多彩な品を取り混ぜて。お煮しめに合う。
斜めに仕切る。同じ料理が思いのほか入れられる。焼き物のお重に向く。
材料 | 4人分 |
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有頭えび | 4尾 |
酒 | 大さじ2 |
塩 | 小さじ1/4 |
水 | 50cc |
有頭えびは節目につまようじを差し込み巻きつけながら背わたを引っ張り出す。
有頭えびを鍋に入れる。
有頭えびは、お正月なので頭を採らず、曲がったまま使用。静かに鍋に並べます。
調味料(酒・塩・水)を入れたら、アルミホイルで落し蓋をし、さらに蓋をし二重蓋にして強火にかける。
沸騰したら弱火にして2分ほど蒸し、色が変わったら火を止め、そのまま粗熱が取れるまでおく。
お正月向きにえびは頭つきのものを用意します。塩焼きもよいけれど、酒蒸しにすると身の水分がぬけず、ふんわり柔らかく仕上がります。焦げることなく色もきれいです。
材料 | 4人分 |
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栗の甘露煮 | 4個 |
栗のシロップ | 小さじ1 |
さつまいも | 1/2本 |
砂糖 | 大さじ2 |
くちなしの実 | 1個 |
さつまいもは輪切りにして皮をむき、水にさらす。
くちなしの実はお茶パックに入れて割り、@とともに鍋に入れ、さつまいもがやわらかくなるまで煮る。途中、色が出たらくちなしの実は取り出す。
Aの水気をきり、粉ふきにして熱いうちにマッシャー等でつぶす。
熱いうちに砂糖と栗のシロップ加え混ぜ合わせ、さらに粗みじんに切った栗の甘露煮を加えてラップで茶巾絞りに整える。
器に盛り付ける。
いつものおせちの栗きんとんから、ちょっぴりイメージチェンジ。和菓子のような仕上がりにします。さつまいもをきれいにつぶすことで、栗の食感がはっきりします。