空女 京薩摩

京薩摩
慶応3年、薩摩藩が単独で参加した万国博覧会に出品した金彩色絵の薩摩焼が高い評価を受け、ヨーロッパの人々を魅了し「SATSUMA」の名で広く知れ渡りました。その後、薩摩焼にならって、明治初期から大正期にかけて輸出を目的に京都で焼かれた薩摩焼風の焼物は「京薩摩」と呼ばれ、伝統的な日本の美を意識した意匠と都の雅さが加わることでより豪華絢爛な作品が生み出されました。しかしその技術は伝承されることなく、時代の流れとともにわずか数十年で衰退し、京薩摩は「幻の焼物」となりました。
京焼・清水焼伝統工芸士 小野多美枝 ―空女(くうにょ)―
展覧会で京薩摩に出会い、それを自らの手で作りたいと思った小野多美枝氏は、その技術を再現すべく伝世した作品から学び、独学で研究を重ねていきました。そして試行錯誤の末、永く途絶えていた京薩摩を現代によみがえらせました。
「たち吉×ハローキティ」 ―ハローキティが届ける和の伝統―
たち吉とハローキティのコラボには、「和の伝統文化」を世界に愛されているハローキティを通して伝えていきたいという想いがあります。その象徴として、京に都がおかれた平安の昔の装束、十二単をまとったハローキティの絵付けを、「京薩摩」をよみがえらせた小野多美枝さんにお願いしました。
  • ハローキティの象徴であるリボンにも、彩色の菊花文が描かれています。
  • ハローキティが纏う十二単には、繊細な金彩がすみずみまで施されています。
  • 背面にも息をのむほどに美しい見事な絵付けがなされています。
  • 菊花文
  • 唐草文
  • 七宝文
  • 花菱
  • 桜紅葉
  • 市松
※ひとつひとつ色・文様を変えておりますので、一体ずつ個性のある唯一の置物です。
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