2020.4.23 update.
2020.4.23 update.
Shiro Tsujimura
辻村 史朗
奈良の山中で大自然の懐に包まれ作陶一筋に打ち込む辻村史朗氏。自然釉の深い味わいと、存在感のある力強い作風は多くの愛好家の支持を受け海外でも高い評価を得られています。
Sakura Furukawa
古川 桜
やわらかな春風を食卓へ運んでくれるような、心はなやぐうつわが古川さんより届きました。身の回りの自然をモチーフに施された色絵や染付は華やかな印象を与えながら、料理との相性はよく和洋問わず盛り付けをお楽しみいただけます。たち吉オンラインショップ初登場の古川さん。その作品をどうぞご覧くださいませ。
Natsuko Morino
森野 奈津子
前回ご好評いただきました森野奈津子展。今回は新たに、家模様・パッチワークシリーズなどを加えて開催いたします。土物で乳白色の作品は、色をつけた化粧土を使ったり針で掻き落としたりしてやさしい表情に仕上げられています。うつわから日々の暮らしへ彩りを。どうぞご覧くださいませ。
Miharu Kawai
河井 美晴
河井美晴さんは、前職がパティシエというユニークな経歴を持つ作家さん。スポンジやクリームから陶土へと素材は変わっても、河井さんの手によって生まれる人形たちは、生地の質感や色合いにほのかな甘さが感じられるような柔らかな魅力を帯びています。愛らしいモチーフと曲線を基調とした細かな作り込みも河井さんの特徴。独特の世界観で端午の節句のお人形を生き生きと表現します。
Madoka Suzuki
鈴木 まどか
鈴木まどかさんから春の訪れを予感させるような、どこか凛とした佇まいの作品が届きました。磁器でありながらも少量の土が混ぜられているため温かみを感じます。また手作業ならではの動きやフォルムの柔らかさも魅力のひとつです。シンプルでありながらも存在感のある器は、そっと料理を引き立てます。
Noriaki Watanabe
渡邊 徳明
渡邊徳明さんの作品は、素材に耐熱ガラスを使用しバーナー熔融により制作されています。耐熱ガラスですので透明感がありながら丈夫で、熱いものにも冷たいものにも使えるという使い勝手も魅力です。やわらかなフォルム、毎日手に取るのが楽しくなるカラー、毎日の暮らしの中で身近に使える贅沢なうつわはギフトにも最適です。
Hanaki Kaneda
金田 花季
かわいい、楽しい、明るいをテーマに猫を中心とした動物が描かれています。モデルは金田花季さんの実家や近所の猫、自宅で飼っているオカメインコたち。花や洋服を選ぶように、自分の近くに置いて楽しむことが出来、生活に寄り添い、ふと元気づけられるよう作品を目指されています。ある一点をじっと見つめている猫。そんな吸い込まれそうな視線が魅力的です。
Motoko Shimizu
清水 幹子
清水幹子(しみずもとこ)さんは俊山窯で修行をされ、現在は独立し京都で作陶されています。たたら成形ならではの温かみのある京焼清水焼の数々。四季をあしらった丁寧な絵付けや御本手ならではの味わい深い魅力のひとつです。たち吉オンラインショップ初登場の清水さん。お気に入りの作品をお探しになり、はんなりとした表情や手馴染みの良さをどうぞお楽しみください。
Naoko Matsuura
松浦 ナオコ
松浦ナオコさんは京都で陶芸を学び、現在は滋賀県で作陶されています。素朴な作りや色合いが魅力で、郷土玩具が好きですとおっしゃる松浦さん。作品にはどこか温かい気持ちにしてくれる人や動物が登場します。ひとつひとつにストーリーが感じられる絵柄は、まるで絵本の世界に誘われるよう。今回は和テイストの作品を集めてのご紹介です。松浦さんの世界観をお楽しみください。
Yap Min Hui
葉明慧
葉明慧(ヨウメイケイ)さんはマレーシア・クアラルンプール生まれで、現在は岐阜県可児市で作陶されています。化粧土を緻密に筆で塗り重ねることによって生まれる立体感。葉さんのお好きな花や葉・蝶の脈を見ることによってその模様をおこしていらっしゃいます。「見る人に、ふわーっとこみ上げる幸せのような気持ちをお渡しできたら私も幸せです」とおっしゃる葉さん。その想いをのせた器、ご覧ください。
Kanako Naito
内藤 加奈子
内藤加奈子さんの拠点は、京都・伏見稲荷のギャラリー「KACCO」です。元々京都の窯元で絵付師をされていた内藤さんは、花や鳥の文様を描くことが多かったそう。ご自身が犬を飼っていらっしゃることもあり、作品の中では可愛らしい動物たちがあちらこちらからのぞいています。器を見ることで楽しい気持ち・癒しをお届けしたいという温かいお気持ちがそこにあります。
Sho Kumamoto
熊本 象
佐賀県唐津市の窯元の家に生まれた熊本象さん。有田窯業大学校で陶芸を学ばれたのち、陶芸家の岡晋吾さんに師事されました。現在はお父様の千治さんと親子2代で工房「赤水窯」を構えていらっしゃいます。古陶の風合い・フォルムより学びつつ、独自の目線で作品作りに取り組んでおられます。個性を感じる力ある作品をご覧ください。
Maya Inamura
稲村 真耶
「暮らしに寄り添い、溶け込む、空気のようなうつわ」使う人の生活を豊かにするため時間や空間を演出する、それでいてその時間や空間の邪魔をしないうつわを。稲村真耶さんの作陶に対する想いです。見た目の可愛らしさはもちろん、料理を盛り付けたときに美しく見えるよう作られています。お手入れのしやすい磁器で、毎日使いたくなるうつわです。
Miki Kato
加藤 美樹
京都で制作していらっしゃる加藤美樹さん。独学されたイッチンと呼ばれる技法が施された、繊細で可愛らしい器です。イッチンは手元にかなり神経を使うため、1日に作業できるのは10個ほど。磁器の質感も相まり、優雅な表情も見て取れます。思わず見入ってしまう、緻密で美しい器です。
Momoko Ishii
石井 桃子
愛媛県松山市出身で、砥部焼の第一人者と知られる工藤省次氏に師事した石井桃子さん。陶器に呉須によって描かれている、繊細で丁寧な印象の花唐草は柔らかで温かく、和を感じさせながらも新しい印象を受けます。食卓にあるとパッと明るくなる、そんな器です。
Koh Ichino
市野 耕
丹波篠山市出身で、ご実家は丹波焼の窯元である市野耕さん。市野さんの作品には、丹波焼に特徴的な鎬(しのぎ)や深い色味の釉薬が施されています。モダンな雰囲気を漂わせながらも料理との相性はよく、盛り付けのイメージがしやすいです。
Junko Wada
和田 純子
「シンプルで素材の邪魔にならない・熱に強い特性を活かして温かいものを入れられる・温かみのある表情の敢えて繊細な器を。」和田純子さんが、ガラスに対して持っていらっしゃる想いです。繊細でありながらも、日々の暮らしにパッと明るい気持ちをもたらしてくれる器。耐熱ガラスですので冷たいものはもちろん、温かいものも入れてお使いください。
Tetsuya Yamamoto
山本 哲也
滋賀県大津市比叡平で作陶されている山本哲也さん。用途や機能を考える過程から自然に生まれるカタチはシンプルで美しく様々な釉薬や質感、技法がそれを引き立てています。佇まいも美しいうつわは、様々なお料理に合い食卓を特別なものにしてくれます。
Quiet House
クワイエットハウス
食器作りが好きな4人の陶芸家が集まって備前焼の食器作りのためのポタリ―スタジオ「Quiet House」を作りました。陶器作りの原点に立ち戻って、正直で誠実な仕事がしたいと思いました。シンプルなデザインに土の温かみを穏やかな生活と静かな幸せ一つずつ丁寧にやさしい器を目指して作っています。
Torimoto Glass Store
とりもと硝子店
京都の自然豊かな京丹波町に鳥本雄介さんと鳥本由弥さんが工房を構える「とりもと硝子店」さん。透明度にこだわって10数種類の原料を自家調合し、吹きガラスの製法を用いてガラスのうつわを制作されています。手仕事の温もりを感じられる作品は、器ばかりでなく暮らしの周辺アイテムも手がけておられ、素朴でやさしい雰囲気が魅力です。
Shiho Takada
高田 志保
高田志保さんは、黒木泰等さんとご夫婦で京都の亀岡で作陶されています。貫入の中に墨を染み込ませ、表面のヒビを意匠として際立たせた炭入りや、鉄釉・黒釉など様々な釉薬を使い雰囲気のある表情を見せてくれます。高田さんは、日常のさまざまなシーンで「あ、いいな」そう感じていただける器づくりを目指しておられます。
Taira Kuroki
黒木 泰等
黒木さんの魅力は織部。繊細でキリッとしたフォルムに、深く艶のある緑の濃淡がうつわの表情を生み出し、それを引き立てる黒いマットな質感も魅力です。料理や花が映え、うつわ自体の佇まいのある懐の深いうつわたちです。
Yuji Murakami
村上 祐仁
村上祐仁さんは静岡県藤枝市の最奥部・大久保集落に移住し作陶されています。金属のような黒の釉薬、マットな色の鮮やかさ、乳白の滑らかさ。質感のコントラストやシンプルで美しいフォルムが際立ちますが、ラインの美しさだけでなく口元は滑らかに薄く作られていて、軽く優しく手になじむ仕上がりになっています。毎日の何気ない時間を特別なものに演出してくれる、素敵な器のご紹介です。
Asami Maeda
前田 麻美
京都で作陶されている若手女流作家・前田麻美さん。キクやダリアなど植物や花などの自然をモチーフにして作品を作っておられます。イッチンや型押しで作ったレースのような細やかな模様の作品、クールな雰囲気の白磁、金属的な発色のブロンズ釉など、さまざまな組み合わせが楽しめます。磁器の素材の持つ薄手でも耐久性があるという特性を生かして、繊細でありながらも日常使いのできる器の数々です。