2015年

極みの茶器―匠の伝承― 商品発売に関するお知らせ

伝統工芸士による、「極みの茶器」発売

 伊勢湾に面する三重県四日市市は、古くから萬古焼という“やきもの”の産地として発展してきました。四日市萬古焼は、陶磁器産地の中でも魅力ある特徴を持っています。
 その一つが「急須」です。きめ細かい土肌を持ちながら、焼き上げると磁器と同様に水を通さない素地の特性を生かして、一般的な日用品から伝統工芸士による名品まで幅広い急須が作られています。陶磁器の中でも、特に機能面が重視される急須を、原料の特徴とそれを制作する技術と技法で、今も絶えることなく作り続けている伝統の産地です。そんな萬古の地に、四代に亘り連綿と伝統を守りながら作陶を続ける「伊呂久窯」はあります。明治半ばに初代伊呂久が作陶を始めてから、当代(四代目)伊呂久まで、独自性の高い技術や急須づくりに対する姿勢を受け継いでいます。

 萬古に新しく広まったろくろ成形の技法を駆使し、絵付けを施した急須や透かし彫を施した茶器などの作陶を、明治時代半ばから始めた初代伊呂久。他にない独自性の高い急須をつくろうと、創意工夫を凝らして、「ちぎれ千筋」や、亀甲の形が整然と並んだ「ダイヤカット」など、様々な技法を生み出した二代目伊呂久。人を驚かせるものを生み出したいという想いを持ち、二代目が生み出したダイヤカットを極限まで手間をかけて極め、極小ダイヤカットという細密な彫刻を施した急須を完成させた三代目伊呂久。そして当代・四代目。「伊呂久」を引き継ぐ急須づくりの名士であり、四日市萬古焼を代表する伝統工芸士です。独自性を持ちながらも高い実用性を兼ね備え、道具としての品質の高さとこだわりを受け継ぎながら、他にはない伊呂久だけが成しえる急須づくりを日々研鑽しています。

 今回たち吉では、究極にこだわりぬいた急須を見る知るだけでなく、多くの方に至高の道具として使っていただき、体験していただきたい。一服のお茶に込められた最大のもてなしの心と温かい憩いのひとときを感じていただきたい。これらの願いを実現すべく、当代伊呂久へ極小ダイヤカットの茶器の制作を依頼しました。
心地よい憩いのひとときのため、「継承されてきた高度な手わざ」と「もてなしの心」に裏付けされた高品位なくらしの道具でお茶をいただく。
たち吉より、「極みの茶器」を通して、丁寧で豊かな暮らしのひとときをご提案いたします。

現在、たち吉オンラインショップにて、ご予約を承っております。
https://tachikichi.jp/shop/kiwami_chaki/

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